SCRAP BOOK

Wallace Line

アルフレッド・ラッセル・ウォレス(1923~1913)という博物学者がいました。
彼は1848年にアマゾン流域におもむき博物採集を行い、その六年後、今度はマレー諸島の生物相の研究に専念し、 バリ島とロンボク島の間に動物分布上の(後にウォレス・ラインと呼ばれる)境界線を発見したのです。
ウォレスさんの書いた「熱帯の自然」という本を読んで感銘を受け、1994年に「ウォレス・ライン」というタイトルで、 パーカッション・ソロのアルバムをつくりました。
「Wallace Line」
Wallace Line

Wallace Line
紙ジャケット(税込価格 1,000円)

1.Song Song

2.Forest Forest

3.Rain Rain

4.Plants Plants

5.Silence Silence

制作するにあたって、たくさんのイラストを描きました。 曲のイメージや楽器の配置図などを、思いついた時にノートやスケッチブックに走り描きしていたもので、それらのイラストを基にCDの音作りをしていったのです。 イラストが譜面代わりでもあり、音楽は架空のサウンドトラック盤をつくっている感覚でした。

Across the river

二度訪れたブラジルのアマゾン河口の町ベレンの想い出から、1997年に「モルフォ」というアルバムを作りました。
その20年後の2017年、「モルフォ」の中のソロで演奏している部分、EPOさんのヴォイスとのDUOの部分を新たに編集して、ミニアルバム「Across the river」という形で再発売しました。
アマゾン川に生息する魚、昆虫、動物にスポットを当てたアルバムです。
この時も前作「wallace Line」と同様に イメージ・スケッチを譜面代りに演奏しています。
「Across the river」
Across the river

Across the river
(税込価格 1,000円)

1.河を渡って Part1 河を渡って Part1

2.大きな魚の幸福 大きな魚の幸福

3.飛行するこがね虫 飛行するこがね虫

4.二羽の騒がしい鳥 二羽の騒がしい鳥

5.葉切り蟻の行進 葉切り蟻の行進

6.手の長い猿の思惑 手の長い猿の思惑

7.河を渡って Part2 河を渡って Part2

制作するにあたって、たくさんのイラストを描きました。 曲のイメージや楽器の配置図などを、思いついた時にノートやスケッチブックに走り描きしていたもので、それらのイラストを基にCDの音作りをしていったのです。 イラストが譜面代わりでもあり、音楽は架空のサウンドトラック盤をつくっている感覚でした。
大きな魚の幸福

「大きな魚の幸福」(「Across the river」2曲目)
大きな魚が河の中をゆっくり進んでゆきます。クルリと方向を変えただけで、水の流れが変わります。
飛行するこがね虫 「飛行するこがね虫」(「Across the river」3曲目)

こがね虫が飛行する時の、羽根のメカニズムはすごいです。
のそのそと歩いていたかと思うと、突然背中が割れて、羽根が飛び出すのですから。
背中を閉じた後、羽根が少しはみだしたりするのもご愛嬌です。

そんな様子を音にしました。
葉切り蟻の行進 「葉切り蟻の行進」(「Across the river」5曲目)

葉切り蟻は、木の葉を円形に切り取り、自分よりも大きなその葉をくわえて巣まで運びます。
たくさんの蟻が一方方向に列を作って運ぶので、きれいなみどり色の筋ができるのです。
それはそれは賑やかで、美しいのです。
手の長い猿の思惑 「手の長い猿の思惑」(「Across the river」6曲目)

なまけもの、という動物とベレンの公園で会いました。
彼とは10分間位の向き合っていましたが、全く動きませんでした。
固まっていたようです。

この曲では、そんな彼が実は心の中では大慌てで、はやくはやく動いているー!!・・・(つもり)、という設定で作ってみました。