妖怪イラスト

妖怪イラストは「百鬼夜行絵巻」から描き始め、今現在200枚を越えました。
写真大で小さいものですが、描くのが日課のようになってきています。
描く事によって、その妖怪の姿が立体的に感じられるのがおもしろいです。




亮さんの、妖怪に関するいろいろな事を載せています。
上にある記事の方が新しい記事になります。


江戸時代には、たくさんの妖怪図書が発刊されています。
絵が入っているものが多かったようで、まさに妖怪図絵のゴールド・ラッシュ。
鳥山石燕の他にも、速見春暁斎の「絵本小夜時雨」(享和元年1801年)や、
竹原春泉斎の「絵本百物語(桃山人夜話)」(天保12年、1841年)などなど、
多くの絵師が素晴らしい作品を残しています。
また、「草双紙」と呼ばれる江戸時代の庶民的な出版物(今でいう漫画のよう
なもので、始めは子ども向けだったが徐々に大人向けのものとなっていった。
元禄年間の1688ー1704年から明治時代最初10年位まであったらしい。)
の中でも、数多くの化け物(妖怪)たちが活躍しています。このあたりのことは、
アダム・カバットさんの「大江戸化物図譜」に詳しく書かれています。

おとろし 狂骨 幽谷響(やまびこ) 手の目


鳥山石燕の「画図百鬼夜行」は、真意が深いです。
小動物や自然現象、当時の時事、政治、風俗、流行などの社会現象、洒落、
ことば遊びにいたるまでいろいろなものが盛り込まれています。
「ようわからん」ものが、いっぱい入っているわけです。
それをわかりやすく解読しているのが、角川書店の雑誌「怪」に連載されている
多田克巳さんの「絵解き画図百鬼夜行の妖怪」で、たいへん興味深いです。
加えて、京極夏彦さんの「妖怪の理(ことわり)妖怪の檻(おり)」も、真理です。
「妖怪という言葉に就いて」これ以上のものは、ありません。

窮奇(かまいたち) 泥田坊 岸崖小僧 箒神


鳥山石燕「画図百鬼夜行」シリーズは、「画図百鬼夜行」「今昔画図続百鬼」
「今昔百鬼拾遺」「百器徒然袋」の四部作からなります。
はじめの二編は前・後編として、「画図百鬼夜行」は安永5年(1776年)、
「今昔画図続百鬼」は安永8年(1779年)に、出版されました。
さらに、解説の文章がついた「今昔百鬼拾遺」が安永10年(1781年)、
真珠庵本の「百鬼夜行絵巻」を元に描かれた「百器徒然袋」が天明4年
(1784年)に出版され、後の妖怪画に多大なる影響を与えました。
浮世絵師・喜多川歌麿の師であった鳥山石燕はいわゆる狩野派の絵師で、
その流れを継いだ歌川国芳や月岡芳年、河鍋暁斎などが数多くの妖怪画を
残しています。

ぬらりひょん 土蜘蛛 垢嘗 野槌


「お化け図絵」粕三平編著(芳賀書店刊)という本がありました。
図版の写真も多かったので、数々の妖怪画に興味を持つきっかけとなりました。
鳥山石燕「画図百鬼夜行」(国書刊行会刊)は妖怪画のバイブルともいえる本で、
まずはこの一冊で大満足だったのですが、
近年、江戸時代の物を中心に数多くの妖怪画集の完全版が発売され、
今まで断片で見ていたものの正体が、どんどんあきらかになってゆく感じです。

網剪 河童 鉄鼠


渡辺 亮のビジュアル世界「陰と陽〜どちらもだいじ」展

「陰〜妖怪イラストワールド」「陽〜ブラジルワールド」
この二つの側面から紹介します。

日時2004年8月20日(金)〜22日(日)
会場国際芸術祭「アース・セレブレーション 2004」
新潟県佐渡市小木町商工会館3階


毛羽毛現 魍魎


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